新型コロナウイルスの収束を願い境内に掲げられたこいのぼり=金沢市北安江2丁目の安江住吉神社

新型コロナウイルスの収束を願い境内に掲げられたこいのぼり=金沢市北安江2丁目の安江住吉神社

石川県 金沢市周辺 祭り・催し

収束願い、こいのぼり30本悠々 金沢・安江住吉神社

北國新聞(2020年5月16日)

 新型コロナウイルス感染拡大の収束を願い、金沢市北安江2丁目の安江住吉神社で15日、市民らから寄せられたこいのぼりが掲げられた。氏子や住民が新緑に包まれた境内を悠々と泳ぐ姿に願いを託した。
 同神社では2006年から大型連休に合わせ、人形供養の際に持ち込まれたこいのぼりを境内に飾っている。今年は緊急事態宣言を受け、延期としていたが、15日の解除を受け、苦境に立つ市民を応援しようと、掲揚を決めた。コロナ「去れ」と「30(され)」を掛け、こいのぼりや吹き流しなど30本を掲げた。
 菅野佐登志宮司は「緊急事態宣言が解除されても、収束まではもう一踏ん張りが要る。多くの人の勇気づけになればうれしい」と話した。こいのぼりは31日まで飾られる。

えきねっと びゅう国内ツアー

金沢市周辺 ニュース