23日に開業する「スノーピークランドステーション白馬」

23日に開業する「スノーピークランドステーション白馬」

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白馬の体験型複合施設23日開業 通年の山岳観光拠点目指す

信濃毎日新聞(2020年5月23日)

 スノーピーク白馬(北安曇郡白馬村)は22日、来場者を県民に限って23日に開業する体験型複合施設「スノーピークランドステーション白馬」の内覧会を開いた。約9200平方メートルの敷地に、店舗、キャンプができるエリア、催しを開ける芝生広場を整備。新型コロナウイルス感染拡大のため開業を延期していたが、通年で山岳観光を楽しめる拠点施設を目指す。

 約1400平方メートルの建物は建築家の隈研吾氏が設計。屋根の輪郭は北アルプスの尾根をイメージし、屋根の下には雪の結晶を表現した「木組み」を配置した。芝生に面した建物西側は全面ガラス張りで、北アの風景を楽しめる開放的な空間が特徴。

 アウトドア用品大手のスノーピーク(新潟県三条市)の店舗の他、村観光局の案内所、レストラン、コーヒーチェーン大手スターバックスのカフェが入る。今後は地場産品の販売イベントや観光ツアーも企画する。同施設の小山輝晃店長は「白馬の魅力を体感してもらう施設にしたい」としている。

 感染対策として当面は来場者を県民に限り、営業規模も縮小。入場時に住所の記入や検温などを求める。

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