上映前の座席でスタッフ(左)から弁当を受け取る観賞客

上映前の座席でスタッフ(左)から弁当を受け取る観賞客

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映画見ながら優雅に昼食 長野の映画館、空席生かして企画

信濃毎日新聞(2020年5月25日)

 長野市権堂町の映画館「長野グランドシネマズ」は、お客が座席で昼食の弁当を味わいながら映画観賞できる企画を実施している。新型コロナウイルスの感染拡大防止策の入場制限を逆手に取り、密集を避けようと設けた空席をテーブルとして活用している。

 同館は県による休業要請緩和などを受け、18日に1カ月ぶりに営業を再開。客席の利用を通常の2割に抑えて客同士の距離を確保した上で、空席を生かして「弁当と名作」の企画を始めた。

 空席に固定するテーブルは同館の手作り。手元用の小さな照明も用意した。弁当は市内のホテル犀北館が協力し、和食やサンドイッチなど5種類から選べる。

 「ローマの休日」が上映された24日にめい(58)と訪れた市内の女性(70)は「めったにできない経験」。卵焼きや蒸し海老などがちりばめられた色鮮やかな弁当と名作を楽しんだ。

 感染拡大の影響で新作映画の公開が滞るなど、映画業界は先行きが見通せない状況が続く。同館スタッフの村石佳奈子さん(35)は「新型コロナに対応しながら、楽しい体験を提供できるように工夫したい」と話した。

 25〜31日は「スティング」を上映。前々日か前日の午後1〜5時に電話(電話026・233・3415)で予約する。観賞料と別に弁当代(税込み1200円〜)が必要で、弁当なしでも観賞できる。

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