駒ケ根市の中央アルプス観光は26日、支柱の変形で1月から運行を休止している駒ケ岳ロープウェイを、6月6日に再開すると発表した。ゴンドラの定員を半分にするなど新型コロナウイルス感染対策をしながら運行する。
支柱の変形が見つかった1月3日から運休。雪解けを待って4月18日に補強工事を始め、5月19日に終えた。6月中はゴンドラの定員を通常の60人から30人にし、例年の半分の1時間に1本に減らす。待つ間も人が並ばないよう整理券を発行する。
7月からは通常の運行に戻す予定だが、今後の状況で判断する。担当者は「しっかり感染症対策をしながら夏山シーズンを迎えたい」とした。
同社が運営する千畳敷ホテルも、6月6日から定員を半分程度に減らして再開する。