生産が最盛期を迎えたのと風鈴=七尾市の能登島ガラス工房

生産が最盛期を迎えたのと風鈴=七尾市の能登島ガラス工房

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能登島の風鈴 ガラス工房で生産最盛期

北國新聞(2020年5月28日)

 27日の石川県内は前日に続き気圧の谷の影響を受け、どんよりとした曇り空に覆われた。27日の最高気温は金沢23・4度、輪島21・6度と5月中旬から6月中旬並みとなった。
 七尾市能登島向田町の能登島ガラス工房では「のと風鈴」の生産が最盛期を迎えている。作家がガラスに息を吹き込み、一つ一つ手作業で制作を進めた。赤や青の色とりどりのガラスが並び、工房は一足早い夏の風情に包まれた。
 のと風鈴は2012年から同工房で作られている。昨年から石川県無形文化財の高級麻織物「能登上布」を風受けに使い、風に揺れる上品な絣(かすり)模様と高く涼やかな音色が特長となっている。8月中旬までに800個を生産して販売する。担当者は「一つ一つ異なるデザインや、オール能登産の音色を楽しんでほしい」と話した。
 金沢地方気象台によると、28日の県内は湿った空気の影響を受けて朝まで曇るが、日中は高気圧に覆われて晴れる見込み。

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