新型コロナウイルスの影響で臨時休館中の岡谷市立岡谷蚕糸博物館は6月1日、営業を再開する。初日は無料開放し、先着50人に絹糸を使った飾り付きストラップや桑の葉をかたどったしおりなど手作りの記念品を贈る。27日、発表した。
博物館スタッフが作った記念品とともに、繭を擬人化したキャラクターをあしらった缶バッジと、蚕の生態などを紹介する冊子もプレゼントするという。
営業再開後は感染予防のために来館者の滞在時間を1時間以内に制限。さらにマスク着用や受付カードへの連絡先記入を求める。午前9時から午後5時までの開館時間は変更しない。
博物館は「再開を機に、蚕糸についてさまざまなことを伝える企画を考えたい。来館して知ることの喜びを感じてほしい」としている。