敦賀ふぐの稚魚をいけすに移す地元漁師=5月29日、福井県敦賀市色浜

敦賀ふぐの稚魚をいけすに移す地元漁師=5月29日、福井県敦賀市色浜

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敦賀ふぐ、大きくなって

福井新聞(2020年5月30日)

 福井県内最大の養殖トラフグ産地、敦賀市西浦地区で5月29日、稚魚をいけすに移す作業が始まった。1年半かけて体長約40センチに育て、「敦賀ふぐ」として県内や関西などへ出荷する。

 市海水養魚協会の8軒が7月上旬までに、県内や長崎県産の体長7センチほどの稚魚計11万3千匹を仕入れる予定という。

 同市色浜の漁師の男性(36)は長崎産の計2万5千匹を仕入れる計画で、この日は1万匹が届いた。男性や父(63)ら4人で成育状況などを確かめながら沖合約100メートルのいけすに投入した。

 男性は「エサの食いつきも良く元気よく育ちそう。出荷するころにはコロナが収まっていてほしい」と話していた。

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