砺波市高道の県花総合センター(エレガガーデン)で、60品種200株のバラが色鮮やかに咲き誇っている。27日は来園者が、バラを眺めたり写真を撮ったりしていた。見頃は6月上旬まで。
白色の「新雪」や薄いピンク色の「羽衣」、黄色の「グラハムトーマス」が大輪の花を咲かせ、3本のアーチを華やかに彩っている。今年初めて植えた黄色のレモンフィズも開花。毎年、同園を訪れるという南砺市の女性は「種類が多くてきれい。上品なバラを見て癒やされた」と話した。
今年は気温が低い日が多く、開花が例年より1週間遅かったが、花びらは厚く香りが強い。担当者は「色や形に加え、マスク越しでも感じられる香りも楽しんでほしい」と話している。火曜休園で入場料は無料。