景勝地大野亀を彩るトビシマカンゾウ=佐渡市願

景勝地大野亀を彩るトビシマカンゾウ=佐渡市願

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初夏告げる黄色鮮やか 佐渡・大野亀 トビシマカンゾウ

新潟日報(2020年6月3日)

 佐渡に初夏の訪れを告げるトビシマカンゾウが、佐渡市願の大野亀で見頃を迎えている。31日は快晴に恵まれ、市民らが景勝地に咲き誇る鮮やかな黄色の花に見入っていた。

 大野亀は島の北端にあり、約50万株100万本が群生する。ほとんどが自生だが、地元住民やボランティアが一部を植え替えたり、雑草を刈ったりして保護している。

 佐渡両津海府観光協会によると、今年の開花時期は平年並みで、現在は六分咲き。今週末には満開になり見頃を迎える。その後も6月中旬まで楽しめるという。

 初めて訪れた河原田小の女子児童は「海や空の青とお花の黄色が一度に見えてきれいだった」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で休業していた大野亀ロッジは、5月24日から営業を再開した。代表の北澤博満さん(63)は「今年の佐渡カンゾウ祭りはないが、予防のマナーを守って花の観賞を楽しんでほしい」と語った。

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