小松おどりを披露する出演者=小松市の小松天満宮

小松おどりを披露する出演者=小松市の小松天満宮

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小松入城380周年、利常しのぶ 「小松おどり」初披露

北國新聞(2020年6月6日)

 加賀藩3代藩主前田利常の小松城入城380周年を祝い、小松市は5日、同市の小松天満宮で、利常の功績をしのぶ「前田利常公への感謝の奉納」を開催した。市制80周年を記念して完成した民謡「小松おどり」が初めて披露された。
 小松おどりは、新型コロナウイルスの影響で中止となった利常公入城380周年記念園遊会(4月19日予定、芦城公園)で披露される予定だった。作曲した民謡山本会の山本正之会主は境内の能舞台で歌い「このような場で披露できて光栄で、身が引き締まった」と語った。
 地元関係者約50人を前に、山本さんが朗々と歌声を響かせ、振り付けを手掛けた3代目中村梅紅(ばいこう)さんと社中の中村楓華(ふうか)さん、中村桜華(おうか)さんが踊った。先立つ奉納舞踊「鶴亀三番叟(さんばそう)」では、千本(ちもと)民枝さんの三味線、藤舎秀志(しゅうし)さんの笛の音色に乗せて、花柳壽菜(としな)さんが舞を披露した。
 前田家18代当主の前田利(とし)祐(やす)氏が出席し「節目に催しをやっていただけるのは子孫としてありがたい」と感謝を述べた。和田慎司市長、出戸清克市議会議長があいさつした。
 小松天満宮では同日、利常をまつる小松神社の例祭「小松商工まつり」も営まれた。参列者は6人に絞り、商工業の発展を祈願した。
 北畠能房(よしふさ)宮司が祝詞を奏上し、前田氏、和田市長、出戸議長、小松商工会議所の西正次会頭、辻利秀小松天満宮奉賛会長、首都圏在住の小松市出身者らでつくる関東大小松会の石田寛人会長が順に玉串をささげた。
 まつりは小松天満宮に合(ごう)祀(し)された小松神社の例祭で、1935(昭和10)年ごろに始まった県内最初の商工祭とされる。

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