大牧温泉への遊覧船に乗り込む客=小牧港

大牧温泉への遊覧船に乗り込む客=小牧港

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待ってた庄川峡クルーズ 遊覧船1カ月半ぶり再開

北日本新聞(2020年6月6日)

 新型コロナウイルス感染症防止のため休業していた砺波市の庄川遊覧船が5日、約1カ月半ぶりに運航を再開し、観光客が新緑まぶしい庄川峡のクルーズを満喫した。

 同市庄川町小牧の小牧港から、上流8キロにある大牧温泉(南砺市利賀村大牧)への片道30分の往復遊覧と、周遊25分の短時間遊覧の2コースを再開した。

 小牧港では大牧温泉便の最初の乗客となった金沢市の夫婦が乗った。自粛解除でようやく県外に出られるようになったため庄川峡を旅先に選んだといい、「船でしか行けない大牧温泉に魅力を感じ、以前から行きたかった」と笑顔で乗り込んだ。この日は短時間遊覧にも乗客があった。再開は4月19日に休業して以来。

 庄川遊覧船の高桑正賢(たかくわしょうけん)取締役支配人は「県の宿泊割引キャンペーンにも期待しており、徐々にお客さんが増えてほしい」と話している。

 11月末までの通常シーズンは、大牧温泉コースは午前8時半発から午後4時発まで1日4便運航し、往復料金は中学生以上が2800円。短時間遊覧は午前9時50分ごろと午後1時20分ごろの2便運航し、中学生以上が1千円。

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