ボランティアグループ「金沢もてなし隊」は6日、新型コロナウイルスの影響で休止していた活動を約3カ月半ぶりに再開した。金沢駅もてなしドーム地下広場ではメンバーが駅利用者を出迎えたほか、七夕飾りを設置し、来場者が「コロナが収まりますように」などと書いた短冊を取り付けた。
金沢もてなし隊は、2005年からもてなしドーム周辺の清掃や週末のイベント企画に取り組んでおり、2月16日から活動を休止していた。当面はメンバーの健康状態をチェックした上で活動し、休止前に行っていた茶の振る舞いは、7月以降の再開を目指す。
この日はメンバー9人がそろいのTシャツを着て集まり、手作りの折り紙細工を配るなどして来場者を楽しませた。リーダーの宮岸佑一さん(75)は「以前と変わらぬもてなしをして、楽しみにしてくれている人に喜んでもらいたい」と意気込んだ。