福井県坂井市三国町加戸の「三国ラベンダーファーム」で、ラベンダーの紫が映えている。6月7日は、市内外から訪れた人々が紫の"じゅうたん"をめで、香りを楽しんでいた。
坂井北部丘陵地を走る広域農道「フルーツライン」沿いの同ファームでは、オーナーの藤井衛さん(57)が6千平方メートルで3種類4千株を栽培。今は「濃紫早咲(はやざき)」が咲き始めで、藤井さんは「今年は例年よりも鮮やかな色が出ている」と話す。
息子と訪れた市内の女性(41)は「毎年来ているが今年も変わらず青空の下でラベンダーが見られて気持ちいい。この季節になると思い出す香りも感じられて良かった」と、満喫した様子だった。