福井県敦賀市がこのほど、多言語で観光情報を発信するインターネットサイト運営財団と観光推進に関する協定を締結した。市内の観光スポットを英語やフランス語など8言語で紹介し、インバウンド誘客の促進を図る。
協定を結んだのは観光情報サイト「Guidoor(ガイドア)」を運営する一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団(東京)。同財団は社会貢献活動の一環で、自治体向けの多言語観光ページの制作を無償で請け負い、ガイドアで公開している。
敦賀市の掲載ページでは、気比神宮や人道の港敦賀ムゼウム、中池見湿地など12カ所を網羅。各言語で歴史や所在地を紹介している。
3月下旬に渕上隆信市長と同財団の志太勤代表理事が協定を結んだ。今後、各観光スポットにガイドアへアクセスできるQRコードの設置などを行う。