福井県越前市を拠点とする「心鏡窯(しんきょうがま)陶芸教室」の第16回焼物展(福井新聞社後援)が10日、同市ふるさとギャラリー叔羅(しくら)で始まった。教室生らの創造力あふれる作品約200点が楽しめる。14日まで。
教室は同市の女性(79)が講師を務め、生徒12人が通っている。今回は講師と生徒9人が、過去1年に作った力作を並べた。
長年教室に通う鯖江市の女性は、愛らしいキャラクターやピースサインをするはにわなど、遊び心あふれる作品を出展。越前市の女性は色合いや模様が美しい食器を並べた。ほかにも、ダンスをする男女をイメージした芸術的なオブジェや、さまざまな造形の花瓶などが楽しめる。講師の女性の親族による写真の展示もある。
毎年展示期間に行っていたお茶会は、新型コロナウイルス感染症防止のため中止とした。