NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で人気が高まっている戦国武将明智光秀を祭る福井県福井市東大味町の明智神社奉賛会は、境内にある資料館をリニューアルし6月11日、公開した。命日の13日からお守りの販売も行う。
資料館入り口に、明智家の家紋である水色桔梗(ききょう)の陣幕を設置。館内では光秀と東大味の関わりなどを展示パネルで紹介する。昨年の命日法要の様子などをモニター画面を使い解説する。
お守りは光秀をイメージした水色の「家内安全」と恋愛をイメージした赤色の「恋愛成就」の2種類。光秀が家族や領民を大切にしていたこと、生涯側室を持たず愛を貫いたことなどに由来する。各500円。神社の北西約600メートルの山本食料品店で手に入る。
今年は新型コロナ感染防止のため法要は行わないが、奉賛会の藤澤由勝さん(61)は「光秀公の人となりをたくさんの人に知っていただけたら」と話していた。