ザンダル・ボージュさん(中央)に会場を説明する佐藤賢太郎さん(右)=阿賀町

ザンダル・ボージュさん(中央)に会場を説明する佐藤賢太郎さん(右)=阿賀町

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自然とアートの共存楽しんで 阿賀町・奥阿賀国際フェスタ

新潟日報(2020年6月18日)

 里山、田んぼを舞台に廃材を用いた作品を展示する「第2回奥阿賀国際アートフェスタ」が新潟県阿賀町豊実で開かれている。県外、国外からも多くの人が訪れ、自然とアートの共存を楽しんでいる。

 NPO法人コスモ夢舞台主催のフェスタは、代表の彫刻家佐藤賢太郎さん(71)が、過疎地域の豊かさを知ってもらおうと企画した。

 阿賀野川右岸にある佐藤さん所有の田んぼに囲まれた会場は屋外アトリエのようで、訪れた子どもたちが自由にペンキを塗った小舟や看板などがある。13日は、佐藤さんと旧知で、福島県いわき市の龍雲寺の住職鮫嶋大仙さんら10人が田んぼやアートの中で座禅会を実施。雨の中、日よけスペースの下で30分間の黙想を終え、鮫嶋さんは「雨の音、青い田んぼに囲まれ、新鮮な気持ちで見つめ直すことができた」と話した。

 耕作放棄地を整備した会場には壊れた時計、ヘルメット、金属板などの廃材を再生した作品が並ぶ。福島県西会津町の農家でボランティア活動をしている南アフリカ出身のザンダル・ボージュさん(18)は、「すごいフェスタ。豊かな自然とアートが一つになっている。自然の中で何かを考えたり、アートをしたりしたい」と感動していた。

 「新型ウイルスの影響で、アートの在り方も変化する」と佐藤さん。「過疎の地域でないものを挙げても仕方ない。山、川、田んぼをどう生かしていくのか、工夫して仕組みをつくることが大切だ」と語った。

 最終日の28日午後2時からトークショーが行われる。問い合わせはコスモ夢舞台、0254(96)2003。

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