見頃を迎えようとしているしらさぎ森林公園のハナショウブ=三条市矢田

見頃を迎えようとしているしらさぎ森林公園のハナショウブ=三条市矢田

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ハナショウブ 笑顔と好勝負 三条・しらさぎ森林公園

新潟日報(2020年6月19日)

 新潟県三条市矢田のしらさぎ森林公園のハナショウブが見頃を迎えようとしている。家族や友人、ペットを連れた人たちが、紫や白、黄と、色とりどりに咲き誇る花に目を細めている。

 公園内のハナショウブ園は敷地約8400平方メートルで100種、2万株が咲く。毎年、市内外から多くの人が集まる名所で、今年は6月上旬から咲き始めた。

 公園の管理をしている武田哲夫さん(71)は「この週末には見頃を迎えそうで、月末までは花が楽しめる。花の近くには名札もあるので、お気に入りの花を見つけては」と話す。武田さんの今年のお薦めは、新発田市の五十公野公園と交換した品種で、黄色い花を付ける「黄金」や「金冠」という。

 好天に恵まれた17日は、午前中から多くの来園があった。木陰で涼を感じ、あずまやで休みながら、じっくりと観賞したり、写真に収めたりと、自分のペースに合わせ楽しんでいた。

 三条市須戸新田の70代の男性は公園近くの温浴施設「しらさぎ荘」に立ち寄った帰りに訪れた。「風呂も楽しめたし、花も素晴らしい」と笑顔を見せた。

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