立山黒部アルペンルートが営業を再開し、扇沢駅を出発する電気バス

立山黒部アルペンルートが営業を再開し、扇沢駅を出発する電気バス

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立山黒部アルペンルート再開 玄関口・扇沢、そろりと

信濃毎日新聞(2020年6月20日)

 新型コロナウイルスの影響で営業休止していた立山黒部アルペンルートが19日、2カ月ぶりに再開され、大町市の関電トンネル電気バス扇沢駅にも県内外から客が訪れた。この日は小雨が降ったりやんだりの天気で、利用者は198人だった。

 午前8時半の始発の乗客は、登山やスキーの装備をした人など24人。バスは定員80人だが、密集を避けるため乗客を2台に分けて黒部ダム方面へ向かった。その後も空席が多いバスが行き交った。

 静岡県沼津市から訪れた会社員男性(47)は「(感染拡大の)第2波が来たら行けなくなるので」と、最高地点の室堂(2450メートル)を目指した。この2カ月間はほぼ自宅滞在。「お金を使って経済を回していくことも大事」と話した。

 黒部ダムでは26日、恒例の観光放水が始まる。

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