栃木県野木町の町長、真瀬宏子さんの絵画展(福井新聞社後援)が、若狭町熊川の熊川宿若狭美術館で開かれている。生命の根源をテーマにした油絵など21点が並ぶ。8月31日まで。
真瀬さんは東京芸大を卒業し、高校で美術を教えた後、2008年から野木町長。今回の展示は、7年前にラムサール条約関係の市町村会議で森下裕若狭町長と知り合ったことがきっかけで実現した。
真瀬さんは赤色で血や情熱を表し、新しい時代の幕開けや生命が生まれる瞬間を描く。「創成」は青や黄色を赤色で塗りつぶし、複数のエネルギーによって新時代ができる瞬間を表現している。