福井県内七つの飲食店がドライブスルー方式で和洋菓子を販売する「スイーツdeハッピースルー」が6月20日、福井県福井市大和田2丁目の福井新聞社駐車場で開かれた。家族連れなどが車列をつくり、盛況となった。
参加店舗などでつくる「ひと・まち・しごと繋げる会」が、外食自粛で客足が落ち込んでいた飲食店を盛り上げようと企画。各店がチーズケーキやプリン、豆大福、シュークリームなど19のメニューを用意。車の窓越しにメニューを渡して注文を受け、駐車場出口で商品を手渡した。
鯖江市から訪れた女性(42)は「車から降りずにいろいろなお店のおいしいものが食べられる。良い取り組みだと思うので、また続けてほしい」と笑顔を見せていた。
イベントには約3時間で約100台が訪れた。企画した福井市の企業「Co-creation」の土本謙吾社長は「今回の課題も踏まえ、いろいろな形で飲食店を応援していきたい」と話していた。