7月9日にオープンする旅館「古香里庵」=南砺市本町2丁目

7月9日にオープンする旅館「古香里庵」=南砺市本町2丁目

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井波に町屋旅館「古香里庵」 7月9日オープン 昭和初期の酒屋改装

北日本新聞(2020年6月22日)

 昭和初期に建てられた酒屋を改装した旅館「越中井波 町屋旅館 古香里庵(こかりあん)」が7月9日、南砺市本町(井波)の本町通りにオープンする。客室や風呂に合併前の旧8町村の名を付け、南砺らしさを打ち出した。伝統的な町屋を活用し、井波地域の魅力向上につなげる。

 旅館は木造2階建て、延べ床面積約400平方メートル。宿泊施設の運営コンサルタント、テールウエスト(同市川西・福光)が経営する。京都の町屋のような旅館を計画していた同社の西尾雄造社長が、門前町の文化が残る井波地域中心部の景観にほれ込み、酒屋だった空き家を購入した。

 酒屋の外観をそのまま生かし、「町屋旅館」の雰囲気を演出。客室は6室で、貸し切り風呂を設け、部屋の一部と宿泊者専用のバーは酒屋に残された蔵を利用した。それぞれに「いなみ」「じょうはな」など旧町村名を付けた。

 旅館は井波別院瑞泉寺や井波彫刻の工房が並ぶ八日町通りから近く、井波観光の新たな拠点として期待がかかる。西尾社長は「この旅館を目的に南砺市に来てもらえるようにしたい。井波の魅力の一つになればいい」と話している。

 7月8、9日に住民向けの内覧会を開く。

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