高崎さん(手前)の箏演奏で操船する中村さん(奥)

高崎さん(手前)の箏演奏で操船する中村さん(奥)

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川べりで聞く優雅な曲 松川遊覧船 箏演奏クルーズ企画

北日本新聞(2020年6月23日)

 富山市の松川遊覧船を運航する富山観光遊覧船(同市丸の内)は、船上の箏曲演奏を川べりから楽しむクルーズを計画している。7月ごろに始める予定で、21日にリハーサルした。初の女性操舵手(そうだしゅ)を務める中村志保さんのかじ取りで、箏奏者の高崎英里さん(氷見市)が優雅な音色を奏でた。

 富山観光遊覧船の企画マネジャーでもある中村さんは、外国人客向けの英語アナウンスやランチクルーズなどを担当。昨年11月には船舶免許を取得し、今春、松川遊覧船の操舵手としてデビューする予定だった。

 しかし、新型コロナの影響で、4月10日から運航は休止。外出自粛が解除されたことから、乗船せず松川の風情を満喫してもらう「無乗船客クルーズ」を計画した。優雅さを演出するため、高崎さんに船上演奏を依頼した。

 練習では片道約1・2キロのコースを約30分かけて操船した。青空の下、高崎さんは日本歌謡曲からポピュラー曲までを奏でた。中村さんは「日本の伝統文化と富山の水辺空間の良さを感じてもらえるよう操船したい」と意気込んでいる。今後、少数の客を乗せることも検討する。運航状況は富山観光遊覧船のホームページやフェイスブックなどで知らせる。

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