県霧ケ峰自然保護センター(諏訪市)と県諏訪地域振興局が本年度から、会員制交流サイト(SNS)による情報発信に力を入れている。霧ケ峰と諏訪湖は諏訪地方を代表する自然。「若者にも興味を持ってもらうきっかけにしたい」としている。
県霧ケ峰自然保護センターは、4月下旬にフェイスブックのページを作成。新型コロナウイルス感染対策で開館できない期間も、自然の状況を伝えようと始めた。これまでに、レンゲツツジの開花状況やホオジロなどの野鳥の様子を紹介。今後も開花情報や、動物の知識などの発信を続けていく。同センターは「自然の成り立ちなども発信して、よりいっそう霧ケ峰を楽しめるようにしたい」とする。
「諏訪湖創生ビジョン推進会議」事務局の県諏訪地域振興局企画振興課は、6月中旬にインスタグラムのアカウントを公開。同会議に関係する活動を投稿したり、「#suwako_love」「#諏訪湖創生」のハッシュタグが付いた写真をリポスト(再投稿)したりしていく。
同課は「皆のお気に入りのスポットや写真を共有して、諏訪湖の魅力を世界に広めたい」と意気込む。今後は、フォトコンテストなどを開いて発信を充実していく方針だ。