私設の天文台の上に、満天の星が広がった=17日未明

私設の天文台の上に、満天の星が広がった=17日未明

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星空観察の適地 飯田の私設天文台、存続の危機

信濃毎日新聞(2020年6月26日)

 飯田市街地から離れた千代地区では、夜空も見ものだ。今月17日、記者が訪ねると、夜空を流れる天の川をはっきりと写真に収めることができた。街の明かりに邪魔されない、星空観察にはもってこいの条件に引き寄せられ、約30年前に私設の「天文台」を建てた人がいる。しかし、担い手の高齢化から今、天文台は存続の危機を迎えている。

 愛知県豊橋市の天文愛好家、尾崎金三郎さん(79)が、仲間との共同出資で「毛呂窪(けろくぼ)天文台」を飯田市千栄に建てたのは1992年。「星座が観察しやすい南の空が開けている場所」に別荘も併設し、天体観測を楽しんできた。地元の千栄小学校の子どもたちを対象に天体観測教室を開くなど交流も広がった。

 ただ、自身も含め管理を担ってきたメンバーが高齢化。引き取り手を探しているが、見つかっていない。このままだと施設の撤去も選択肢の一つに考えなければならず、尾崎さんは「地元の若い人に引き継いでもらえば」と呼び掛けている。

 天文台の今後に関する問い合わせは尾崎さん(電話0532・46・5192)へ。

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