富山市売薬資料館（同市安養坊）で企画展「売薬さんが残してくれたもの～近年の新収蔵資料より～」が開かれている。１２日まで。

　薬売りが明治時代に使っていた帳簿や配置薬用の預け箱など約６０点を展示。使用された年代や地域が異なる帳簿が１０冊余りそろい、表紙や書き方の違いを見ることができる。

　同館は有志から資料や道具の寄贈を受け付けている。今回は２０１６～１８年度の寄贈品を並べた。