火様の種火でランプをともす森田さん(左)=七尾市中島町河内のカフェ「分福茶釜」

火様の種火でランプをともす森田さん(左)=七尾市中島町河内のカフェ「分福茶釜」

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火様カフェでゆったり 「分福茶釜」オープン 七尾・中島町河内

北國新聞(2020年7月4日)

 能登独特の風習「火様(ひさま)」を唯一受け継いでいる七尾市中島町河内の古民家の敷地内で3日、カフェ「分(ぶん)福(ぶく)茶釜(ちゃがま)」がオープンした。来店者は火様を種火にしたランプがともる店内で、里山の風景を眺めながら穏やかなひとときを過ごした。
 オーナーの森田孝夫さん(70)=埼玉県所沢市=が、火様を見に来た観光客が休憩できる場所を作りたいと納屋を改装した。同町河内出身の妻澄子さん(63)、その妹の金田裕子さん(60)も加わって地元客らを迎え入れ、別所岳の伏流水を使ったコーヒーやシフォンケーキなどを提供した。
 カフェは金~日曜日と祝日の午前11時~午後4時に営業する。来店者の希望に応じて、森田さんが火様を保管している古民家を案内し、継承の歴史を解説する。森田さんは「多くの観光客や地元の人たちでにぎわってほしい」と話した。

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