ビジター棟内に新設したバー

ビジター棟内に新設したバー

長野県 伊那路

自然の中でウイスキーを 宮田の蒸留所、ビジター棟オープン

信濃毎日新聞(2020年7月4日)

 宮田村にウイスキー蒸留所「マルス信州蒸溜所」がある本坊酒造(鹿児島市)は、蒸留所の改修工事完了に先立ち、ビジター棟をオープンした。自社のウイスキーやワインを提供する重厚感のあるバーに、限定品をそろえたショップを併設した。

 ビジター棟は鉄骨2階建て延べ床面積約650平方メートル。1階にバーとショップ、2階に事務所とセミナールームを設けた。バーには、自社のウイスキーを中心に30種類ほどを用意。ウイスキーのたる材を使ったカウンターや、ロッキングチェアといった設備にもこだわった。屋外には中央、南アルプスをイメージした壁面を設け、高原リゾートの空間を演出。新型コロナウイルス感染対策として、検温の実施やアルコール消毒液を置くなどしている。

 ショップでは、自社のウイスキーをはじめ、グラスやTシャツなどの商品をそろえた。ショップ担当の冨迫英昭さん(47)は「駒ケ根高原の自然と合わせてウイスキーのある時間と空間を楽しんでほしい」と話している。営業時間は午前9時〜午後4時。

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