SNS映えする写真を撮ってもらうツアーを計画している大笹峰(信州・長和町 観協景美隊提供)

SNS映えする写真を撮ってもらうツアーを計画している大笹峰(信州・長和町 観協景美隊提供)

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旅先に長和を選んで アウトドア体験、安全「見える化」

信濃毎日新聞(2020年7月4日)

 新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、長和町の観光関係者が、既存のハイキングコースやトレイルを生かした「アウトドア体験」を改めて打ち出そうとしている。自然の中での体験を「感染リスクを低減した活動」と捉え、強みにする考え。感染防止対策セミナーを受けた宿泊施設を認定し、安全性を「見える化」することにも取り組み、誘客の両輪にする。

 SNS(会員制交流サイト)で情報発信に取り組むグループ「信州・長和町観協景美隊」は18日、山歩きをしながらSNSで映える写真を撮影するツアーを開く。霧ケ峰高原の北東部に位置する大笹峰(1807メートル)につながる「姫木平ハイキングコース」を歩く。大笹峰から見える八ケ岳や北アルプスなどの風景の中で、参加者に互いを撮影を楽しんでもらう。

 撮影方法や色彩の調整なども助言。ツアーの商品化も視野に、参加者から感想を聞いて内容に反映させる。観協景美隊の隊長で、姫木平別荘地でゲストハウスを営む南河(なんこう)耕介さん(50)は「ここに住むからこそ知る景色がある。『きれい』と思った感動を写真にしてほしい」と話す。

 町内の別の観光団体は9月に、指定された地点を制限時間内に回って得点を競うゲームを、町内のブランシュたかやまスキー場で初開催する予定だ。

 一方、信州・長和町観光協会は今夏、町内の宿泊事業者向けに消毒方法などを学ぶセミナーを計画。セミナーを受講した施設は同観光協会のホームページで公開し、ステッカーも発行する。

 毎年5月に約1500人が美ケ原高原などの舗装されていない道を走る「美ケ原トレイルラン」は、今年10回目を迎えるはずだった。競技で感染するリスクは低いとみられるが、参加者が宿泊先のペンションで相部屋になり、リスクが高まる―との判断で中止した。

 町内には全長約38キロの「霧ケ峰・美ケ原中央分水嶺トレイル」もあり、アウトドア体験で一定のファンを得てきた。同協会の古林健二事務局長(42)は「きちんと感染対策し、旅行者に安心してもらって旅先として選ばれるようにしたい」と話している。

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