福井県 あわら・坂井 福井・永平寺 勝山・大野 鯖江・武生・越前海岸 その他

福井の道の駅巡りのお供に ガイドブック完成

福井新聞(2020年7月5日)

 福井県内に16カ所ある道の駅の駅長で構成する「ふくい道駅会」は、各道の駅のグルメ紹介やお得なクーポンを盛り込んだ「ふくい道の駅ガイドブック2020-2021」を作り、販売を始めた。「道の駅巡りをガイドブックと共に楽しんで」とアピールしている。

 県内の道の駅は行政が施設整備を担い、民間事業者が指定管理者として運営する方式が多い。道駅会は運営者同士の連携を強めようと、2016年に設立された。

 今年6月に県内16番目の道の駅「恐竜渓谷かつやま」が勝山市内にオープンし、さらに4カ所で計画が進む。ガイドブックは各道の駅をより知ってもらおうと、初めて企画した。お薦めのグルメや各店舗の特徴を紹介している。

 また各道の駅独自のクーポンが付いており、特産漬物の進呈、入浴施設やソフトクリームの割引といった特典が得られる。このほか県が事務局を務める県「道の駅」連絡会が企画した道の駅スタンプラリーの台帳も兼ねており、買い物や飲食をするとスタンプを集めることができる。

 道駅会の会長を務める伊藤努・道の駅「西山公園」駅長は「今後毎年発行していきたい。今年の売れ行きを見て、クーポンを充実させていきたい」と話している。
 A5判、30ページ、200円(税別)。3千冊限定で販売している。問い合わせは各道の駅。

えきねっと びゅう国内ツアー

あわら・坂井 ニュース