万治の石仏のイラストが付いたエコバッグ。下諏訪町の観光案内所には他にも関連グッズが並ぶ

万治の石仏のイラストが付いたエコバッグ。下諏訪町の観光案内所には他にも関連グッズが並ぶ

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「万ず治まる」人々願い 下諏訪の万治の石仏グッズ人気

信濃毎日新聞(2020年7月7日)

 下諏訪町の町文化財「万治の石仏」をモチーフにしたグッズの人気が高まっている。諏訪大社下社秋宮近くでグッズを販売する観光案内所によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業を経て5月中旬に再開して以降、町内外から買い求める客が増えた。同案内所は「万治が『万(よろ)ず治まる』と読めるので、新型コロナの収束を願って人気が出たのかもしれない」と推測している。

 石仏は、江戸時代初期の万治3(1660)年の建立と伝えられる。グッズは下諏訪商工会議所(下諏訪町)の会員企業などが製作。石仏のイラストの付いたエコバッグや夏用マスク、石仏の模型を飾ったオルゴールなど約20種類が観光案内所に並ぶ。

 同町の森口昭一さん(54)は、観光案内所で石仏の形を表したステンドグラスの付いたキーホルダーを購入。「人気が出ていると知って驚いた。石仏の魅力に改めて気付かされた」と話していた。

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