ジャンボ西瓜の大きさを測るJAみな穂職員

ジャンボ西瓜の大きさを測るJAみな穂職員

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名物のスイカ 大きく甘く 入善・婦中

北日本新聞(2020年7月10日)

■ジャンボ西瓜8000個出荷へ
 入善町特産・入善ジャンボ西瓜(すいか)の収穫を前に、町ジャンボ西瓜生産組合(嶋先良昭組合長)は9日、町内のほ場を巡回し、生育状況を確認した。

 組合員や試験的に栽培に取り組むチャレンジ農家、県新川農林振興センター職員ら約20人が13カ所を回った。JAみな穂職員が専用の物差しで測り、順調に育っていることを確認した。

 同JAによると、収穫は17日に始まり、20日ごろから市場に出回る。約8千個の出荷を予定する。サイズや甘みは例年並みを見込んでいる。防除などの管理も徹底するという。

 9日は同町入膳のJAみな穂中央倉庫で、ジャンボ西瓜の盗難を防ごうと防犯パトロール隊の出動式もあった。式の後、生産者や入善署、黒東防犯協会などの関係者がほ場で異常がないか確認した。


■「朝日すいか」15日から収穫・直売
 富山市朝日地区の特産「朝日すいか」の収穫を前に、婦中町青果物出荷組合朝日支部(金田修一支部長)は9日、同市婦中町友坂の畑を巡回し、生育状況を確かめた。

 朝日すいかは、水分や栄養分を蓄えやすく肥料の効果も出やすい粘土質の土壌で生育。高い糖度が特長で、同支部の約20人が例年約9千個を育てている。

 9日は会員や県職員、JAあおばの営農指導員の合わせて20人が参加。凍らせて食べられることで人気の「サマーオレンジ」、地域銘柄の「かがやき」などの実の大きさや葉の状態を見て回り、収穫時期を判断する積算温度も確認した。

 生育は順調で、15日から収穫し、婦中町安田にある同支部の直売所などで販売する予定。

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