鉄道愛好家らでつくる鉄道友の会福井支部の写真展「福井を駆け抜けた列車たち」が、福井県鯖江市文化の館喫茶室「こっしぇるん。」で開かれている。昭和30年代から現在まで、福井を走ったJRや私鉄の列車の写真30点が並ぶ。7月28日まで。
福井支部の創立55周年記念として開いた。会員が県内で撮影した寝台特急「トワイライトエクスプレス」や、「デゴイチ」の愛称を持つ蒸気機関車(SL)の「D51」などの写真が並ぶ。6月に日本遺産に認定された「鉄道の『キセキ』」の構成文化財の葉原トンネル(敦賀市)が写ったものもある。
同支部は鉄道趣味を通じて地域の活性化に努めており、撮影会や講演会のほか、列車の保存活動などにも取り組む。会員は「写真展を機に鉄道の大切さを見直してもらえれば」と話している。写真展では、不定期で鉄道模型を走らせる運転会も開く。
毎週水、日曜と第4木曜が定休。