開館20周年を迎えた福井県立恐竜博物館=7月9日、福井県勝山市村岡町寺尾

開館20周年を迎えた福井県立恐竜博物館=7月9日、福井県勝山市村岡町寺尾

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恐竜博物館「20歳」 制限緩和で入館者上限増

福井新聞(2020年7月14日)

 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は7月14日、開館からちょうど20周年を迎えた。この日から新型コロナウイルス感染拡大後の「本格オープン」と位置付け、1日当たりの入館者の上限を引き上げるとともに、野外恐竜博物館の今季の営業を始める。

 恐竜博物館は同市村岡町寺尾の長尾山総合公園に位置し、恐竜を中心とした国内最大級の地質・古生物学の展示研究施設として2000年7月14日に開館。県内指折りの観光資源ともなっており、昨年度の入館者数は約92万4千人と、2年連続で90万人を超えた。
 新型コロナの影響で今年2月末から臨時休館し、3密回避対策で予約制を導入するなどして6月15日に再開した。これまでは入館者を1日2千人に限定するとともに、ホームページで県外からの来訪自粛を呼び掛けてきた。14日からは1日の上限を3千人に引き上げ、県外客の受け入れも始める。

 節目の14日にも大々的なイベントは実施しないものの、入館者に記念シールなどを贈るほか、記念グッズの販売などを始める。13日午前9時までに382人が予約しており、うち380人が中京、関西方面を中心とした県外客となっている。

 23年春の北陸新幹線県内延伸などを見据え、恐竜博物館は増改築による機能強化を進め同年夏、リニューアルオープンする予定。今後に向け、館長は「関係者やこれまで訪れた人たちの支援で、無事に"20歳"を迎えることができる。これまでの積み重ねを基礎とし、さらに楽しみながら学べる施設として進化させたい」と意気込みを新たにしていた。新型コロナの感染者が県内でも再び確認されたことには「職員、入館者で協力して予防対策を徹底させたい」と万全を期す構えを示した。

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