コロナ禍の夏も、ウナギを食べて元気に-。7月21日は土用の丑(うし)の日。福井県内の料理店はウナギのかば焼きづくりに追われている。
福井市毛矢1丁目の「うな信」では20日、従業員が午前8時ごろからウナギに手際よく串を刺して次々と焼き台へ。たれを付けずに焼く「地焼き」の後、秘伝のたれに付けてさらに焼き上げていった。
丑の日に合わせ愛知県産のウナギを普段の10倍ほど仕入れている。21日は、予約は取らずにうな重とかば焼きを店頭販売する。
女将は「コロナで大変なご時世。こういう時こそウナギを食べて夏を乗り切ってほしい」と話していた。