茅野市のJR茅野駅ビル「モンエイト」2階にある市観光案内所が23日、リニューアルオープンする。22日には、ちの観光まちづくり推進機構が市役所議会棟から案内所の隣に移転。観光の玄関口に人員を集中配置し、情報発信の強化や外国語対応の充実を図る。
案内所は新型コロナウイルスの影響で4月から休業している。その間にカウンターの配置を見直すなど改装工事を実施した。これまでは同機構が数人のスタッフを交代で案内所に派遣していたが、スタッフ20人全員が案内所隣接の事務所に常駐することで、常に英語や中国語などでの対応が可能になる。
同機構の高砂樹史(たつし)専務理事は「多言語や立地を生かした案内はもちろん、体験型ツアーなど各種事業の紹介もしていきたい」と話した。
案内所の営業時間は午前9時~午後5時半。年末年始を除いて開く。市は、同機構が使っていた議会棟の場所を移住相談窓口などに活用することを検討している。