明治時代の蔵の改修記念に展示されているガラスと染色の作品

明治時代の蔵の改修記念に展示されているガラスと染色の作品

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蔵改修し多目的空間 小杉、染色・ガラス展始まる

北日本新聞(2020年7月24日)

 射水市戸破(小杉)の古い蔵を多目的イベントホールにするための改修工事が終わり、記念の染色・ガラス作品展「風の十字路」が開かれている。27日まで。

 改修したのは、江戸期に旧北陸道の宿場町として栄えた小杉地域の荒町商店街にある森永家の蔵。1899(明治32)年に建てられた酒の仕込み蔵で、梁(はり)や土壁などがほぼそのまま残っており、現在はイタリア食堂「ユニコネルモンド」とギャラリー「ち一庵(いつあん)」に併設している。「壱ノ蔵」と名付け、作品展示用の棚や食卓を設けてイベント用の空間にした。

 今回展示したのは染色家、中田朋子さん(富山市)とガラス作家、本郷葉子さん(同)の作品。中田さんは、昨年にオーストラリアのメルボルンで急死した息子の妻、リアナさんに捧げる型染めのタペストリー「デリケート・トゥー・リアナ」などを出品した。

 本郷さんは「水と風」をテーマに縦のラインを強調した花器やグラス、皿など約50点をそろえた。経営者の森永醸治さんは「リノベーションした蔵でミニ結婚式やおわら踊りなどさまざまなイベントを企画していきたい」と話している。北日本新聞社後援。

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