涸沢に並んだ色とりどりのテント。雨音を聞きながら独りで過ごす人も多い=23日午後3時8分

涸沢に並んだ色とりどりのテント。雨音を聞きながら独りで過ごす人も多い=23日午後3時8分

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雨の涸沢 テントでゆったり

信濃毎日新聞(2020年7月24日)

 東京五輪を想定して設定された4連休初日の23日、北アルプス涸沢は雨が降り続いたものの、今季最も多い62張りのテントが並んだ。周囲にそびえる穂高連峰は霧の向こうに隠れ、雄大な雪渓もかすんでいたが、テントに潜り込んだ登山者たちは、独りや少数の仲間とのゆったりとした時間を楽しんでいた。

 涸沢ヒュッテによると、涸沢のテント場は400張りまで受け入れられる。新型コロナウイルス感染症の影響でヒュッテの営業開始を今月17日に遅らせた今季は、これまで1日数張りにとどまっていた。

 愛知県犬山市の会社員、山田拓明さん(30)ら男性3人のグループは、雨に打たれながらそれぞれのテントを張っていた。食料や燃料をかつぎ上げる苦労はあるが、山田さんは「一度は涸沢でテント泊してみたかった」とにこやかだった。山小屋関係者によると、今年はコロナ対策でテント泊する人もいるが、1人用など少人数のテントで楽しむ人が多いのは近年の傾向だ。

 一方、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋の宿泊者は23日、定員を大きく下回り、計70人ほど。同ヒュッテによると、23日以降の天気が雨と予報されてからキャンセルが相次いだ。

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