透けた日本軍用機の機体越しに中国大陸を描いた作品(左)などが並んだ企画展

透けた日本軍用機の機体越しに中国大陸を描いた作品(左)などが並んだ企画展

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川端龍子の生きざまに触れて 長野の水野美術館 戦中に描いた作品など

信濃毎日新聞(2020年7月24日)

 長野市の水野美術館で23日、大型作品の「会場芸術」で知られる日本画家、川端龍子(りゅうし)(1885〜1966年)の企画展(水野美術館、信濃毎日新聞社など主催)が始まった。戦中に描いた作品や龍子が使った筆・絵皿など計104点が並んでいる。

 大きさ縦約2・5メートル、横約7・3メートルの「香炉峰」は透けた日本軍用機の機体越しに中国大陸が描かれている。紺地の背景にススキなどの雑草を描いた「草の実」は、複数の金泥(こんでい)を使い分けて葉の濃淡などを表現した。

 龍子は戦時中も年2回、自作を含む展示会を続けるなど描くことにこだわり続けた。学芸員の高田紫帆さんは「作品を通して龍子の生きざまに触れてほしい」と話す。

 9月22日まで。一般1300円、中高生700円、小学生400円。

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