魚津市の海岸から見えた蜃気楼。富山市方面の風景が伸び上がって見える=27日午後1時50分ごろ (松下奈々撮影)

魚津市の海岸から見えた蜃気楼。富山市方面の風景が伸び上がって見える=27日午後1時50分ごろ (松下奈々撮影)

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視界くっきり 梅雨の蜃気楼

北日本新聞(2020年7月28日)

 魚津市の海岸で27日、上位(春型)蜃気楼(しんきろう)が観測された。長雨で大気中のちりが減って視界が澄んでおり、富山市の建物や射水市の新湊大橋が伸び上がって見えた。

 魚津埋没林博物館は発生規模を5段階(A~E)のCランクとした。今年24回目。上位蜃気楼は梅雨入りすると発生が減る傾向にあるが、同館の佐藤真樹学芸員は「梅雨前線が北に上がり、蜃気楼が出やすい気圧配置になった」と話した。

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