9月から実証運行する射水市周遊バス

9月から実証運行する射水市周遊バス

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「クロスベイ新湊」起点に周遊バス実証運行 9月から、電気三輪自動車も

北日本新聞(2020年7月30日)

 射水市の新湊地区まちづくり協議会は9月から、複合交流施設「クロスベイ新湊」(同市本町・新湊)を起点とする市周遊バスと電気三輪自動車の実証運行を始める。8月1、2の両日、施設のオープニングイベントで、市周遊バスと電気三輪自動車を展示する。

 市周遊バスは観光客らの利便性を高めるために9月19日に運行を開始し、来年3月末まで実証する。平日はクロスベイ新湊-JR新高岡駅間を18便、土日祝日はJR新高岡駅-クロスベイ新湊-海王丸パーク間と、あいの風とやま鉄道小杉駅-海王丸パーク-クロスベイ新湊間をそれぞれ12便運行する。除菌シートを採用し、運賃は大人200~600円で、子どもは半額。平日の朝夕は予約制で、来年1月以降は全便で予約が必要となる。問い合わせは海王交通、電話0766(82)6278。

 電気三輪自動車は9月14日~11月29日に実証する。土日祝日はクロスベイ新湊から海王丸パークまでを結ぶ定時定路線運行で主に観光客を対象とする。平日は予約を受けてAIが最適なルートを提案する「AIデマンド運行」とし、高齢者ら住民向けの交通手段とする。時速19キロ以下で走り、料金は無料。定員は3人で、実証後に定員を増やす改造を行う。アプリや電話での平日の予約を検討している。

 新型コロナウイルスの影響で実証運行の開始が遅れていた。オープニングイベントで電気三輪自動車は、川の駅新湊への試乗体験も行う。

 バスによる富山や氷見方面の接続は従来通り「富山ぶりカニバス」が担い、秋以降、クロスベイ新湊を経由する。

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