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変わり種ようかん4種類 駒ケ根の寺沢さん地元食材で

信濃毎日新聞(2020年7月31日)

 駒ケ根市東伊那の農業寺沢肇さん(75)が、サンショウやフキ、リンゴ、エゴマの4種類の変わり種ようかんを市内の直売所などで販売している=写真。地元食材を生かそうと試作を重ねた。

 フキは香りと色を残すために葉を時間をかけて低温乾燥。リンゴはスライスし、酸味と食感を生かした。びっくりするのはパウダーを練り込んだサンショウ。見た目はようかん、口に運ぶとうな丼を思わせるあの香り、でも食べるとやっぱりようかんだ。

 「夜中に知らない女性が『サンショウがおいしかった』と電話してきたんだよ」。不思議な味の出来栄えに寺沢さんは満面の笑み。

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