(左)来館者の目を引き付けた美人画の秀作=金沢21世紀美術館 (右)鴨居の代表作に目を凝らす来場者=金沢市の石川県立美術館

(左)来館者の目を引き付けた美人画の秀作=金沢21世紀美術館 (右)鴨居の代表作に目を凝らす来場者=金沢市の石川県立美術館

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金沢の2美術館 美人画展と鴨居玲展を堪能

北國新聞(2020年8月1日)

 金沢21世紀美術館で「培(ばい)広庵(こうあん)コレクション美人画の雪月花」(北國新聞社、一般財団法人石川県芸術文化協会主催)、金沢市の県立美術館で「没後35年鴨居玲展―静止した刻(とき)」(本社共催)が31日、それぞれ開幕した。両館には初日からファンが訪れ、心を豊かにする美の時間を堪能した。
 21美には、東西の巨匠、鏑木清方(かぶらききよかた)、上村松園(うえむらしょうえん)ら美人画の黄金期を築いた作家54人の秀作78点が並び、多彩な女性の美が来場者を引き付けた。
 県立美術館には、代表作「出を待つ(道化師)」など、絵に人生をささげた金沢出身の洋画家・鴨居玲の生きざまを伝える101点が展示された。
 入場料は美人画展が一般1200円、中高生800円、小学生600円。鴨居玲展は一般1千円、大学生800円、高校生以下無料。いずれも30日まで。

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