「日本の夏」をテーマにしたイルミネーション。 花火の形の装飾も登場した=7日午後7時59分、大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区

「日本の夏」をテーマにしたイルミネーション。 花火の形の装飾も登場した=7日午後7時59分、大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区

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50万の光で夏を演出 アルプスあづみの公園大町・松川地区

信濃毎日新聞(2020年8月8日)

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区(大町市、北安曇郡松川村)は8日から、夏は初開催となる「サマーイルミネーション」を行う。7日夜に内覧会を開き、「日本の夏」をテーマに、直径8メートルの花火などを約50万個の発光ダイオード(LED)でかたどり、夏の風情を演出した。

 公園入り口の広場一面に黄色い電飾を施した。芝生の上には高さ10〜20メートルの花火形の電飾9台がお目見え。音楽に合わせて次々と打ち上がるように点灯し、大輪を開いた。森の中にある高さ10メートルの「空中回廊」は380メートルにわたって電飾で彩られ、幻想的な光に包まれた中を歩ける。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地で夏祭りや花火大会が中止されている。同公園スタッフの詫摩圭之(たくまよしゆき)さん(36)は「見上げるくらいの大きさがある。気分転換に足を運んでほしい」と話していた。23日までの午後6〜9時に点灯する。入園料は一般450円、中学生以下無料。

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