「幸水」の初競り

「幸水」の初競り

石川県 金沢市周辺 特産

「幸水」品質上々 初競り

北國新聞(2020年8月9日)

 金沢市内で栽培される県産ナシの主力品種「幸水」の初競りが8日、市中央卸売市場で行われ、最高値は5キロ1ケースが例年並みの3300円の値をつけた。JA金沢市によると、今年は雨が多く、実も大きく育ち、品質は上々という。
 2・8トンが持ち込まれた競りの冒頭、JA金沢市梨部会の宮川正則部会長があいさつし、山野之義市長が立ち会った。
 幸水はシャキッとした歯応えと甘みが特長。市内の農家44軒が約9ヘクタールで栽培する。今年は9月上旬までに約250トンの出荷を見込む。宮川部会長は「みずみずしい幸水を多くの人に楽しんでほしい」と話した。

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