越前若狭の戦国期の歴史についてパネリストらが魅力を語ったシンポジウム=8月8日、福井市のアオッサ県民ホール

越前若狭の戦国期の歴史についてパネリストらが魅力を語ったシンポジウム=8月8日、福井市のアオッサ県民ホール

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義景、光秀、信長魅力探る 福井でシンポ

福井新聞(2020年8月10日)

 越前若狭の戦国期の歴史の魅力を語り合うシンポジウム「朝倉義景と明智光秀と織田信長」(福井新聞社後援)は8月8日、福井市のアオッサ県民ホールで開かれた。基調講演とパネル討論があり、約120人の聴講者は福井ゆかりの武将らのエピソードに耳を傾けた。

 福井市の歴史研究グループ「福井あすわ歴史道場」が企画した。同グループの松下敬一会長が基調講演し、織田軍が朝倉・浅井軍の挟み撃ちに遭った「金ケ崎の退(の)き口」、光秀や義景が信仰した天台宗真盛派などについて紹介。「北陸新幹線が県内延伸する日も近く、30日からは大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』が放送再開される。歴史を知ってもらうことでより福井を楽しんでほしい」とした。

 光秀の菩提(ぼだい)寺、天台真盛宗総本山西教寺(大津市)の執事長で光秀公顕彰会の前阪良憲会長=旧越廼村出身=も講演し、光秀と妻熙子(ひろこ)の夫婦愛などに触れた。

 パネル討論では、顕彰会の前阪良樹事務局長、信長ゆかりの劔神社(越前町)の上坂省一宮司、光秀ゆかりの称念寺(坂井市)の高尾察誠(さつじょう)住職、金崎宮(敦賀市)の田村典男宮司の4人が語り合った。前阪さんは「光秀は裏切り者のイメージがついているが、どこに光を当てるかで見方は変わる」と指摘。高尾さんは「福井は負けた武将ばかりという人もいるが、勝負は時の運もある。どういう理想を掲げ戦国の世を生きたかに注目してほしい」と強調した。

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