ウナギ筒漁を見学する子どもら=8月9日、三方湖

ウナギ筒漁を見学する子どもら=8月9日、三方湖

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伝統ウナギ漁、間近で見学 三方五湖で地元児童ら

福井新聞(2020年8月10日)

 福井県の美浜、若狭両町にまたがる三方五湖地域で、江戸期から続くとされる伝統的なウナギ漁の見学会が8月9日、若狭町鳥浜の三方湖であった。地元の子どもら約50人が漁や調理の見学後にかば焼きを食べ、地域の魅力を体感した。

 同町鳥浜の児童の保護者ら約30人でつくる団体「クラブバードビーチ」が地元への愛着を深めてもらおうと初めて企画。地元漁協やウナギ料理店の協力を得た。

 三方湖で子どもらは、湖底に沈めたパイプを水平の状態で引き上げる伝統漁法「ウナギ筒漁」を小型船から見学。漁師が捕まえたばかりのウナギに触れると「ぬるぬるだ」などとはしゃいでいた。

 調理の実演では、地元の料理人が今回のために用意された天然ウナギ25匹を関東風の背開きと関西風の腹開きにした。手早く肝や骨を取り除く職人技に子どもらは息をのんでいた。その後、かば焼きにして、地元産テナガエビの甘煮や持参した白米と味わった。

 ウナギが大好きという児童は「さばく時に力が要るようで大変だと思った。ウナギ漁を自由研究のテーマにしたい」と話した。クラブバードビーチの田辺寛之代表は「地元の素晴らしい魅力を知ってほしい。今後も続けていきたい」と話した。

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