福井県若狭町の書道教室「きらとも会」で学ぶ子どもたちの書作展(福井新聞社後援)が8月16日まで、町パレア若狭で開かれている。力強い線が光る書など、個性あふれる約40点が並ぶ。
園児から高校3年の生徒が、半紙や半切、硬筆などの力作を出品。小学生らは「富士光る朝」「星降る夜空」など、それぞれが考えた題材を力強く書いた。中高生は詩や独楽吟など丁寧な筆致でしたためている。
9人の小中学生が1行ずつ分けて書いた合作「いろは歌」も見応えがある。
「きらとも会」は20年以上前から続く教室で、同町三宅の高木帝月さんが講師。作品展は6年目で、多くの人に作品を見てもらい、生徒の自信につなげようと開いている。