池に灯籠を浮かべ、幻想的な雰囲気に包まれた境内

池に灯籠を浮かべ、幻想的な雰囲気に包まれた境内

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境内幻想的に 倶利迦羅不動寺「万灯会」へ試験点灯

北日本新聞(2020年8月13日)

 小矢部市と石川県津幡町の境にある倶利迦羅不動寺鳳凰殿(津幡町竹橋、五十嵐光峯住職)で12日、万灯会(まんとうえ)の試験点灯があり、灯籠とろうそくの光が境内を幻想的な雰囲気に包み込んだ。15日の万灯会で約5千本のろうそくをともし、200~300個の灯籠を流す。

 檀信徒らが、鳳凰殿の主殿の階段でろうそく約200本をともした。大心池に灯籠を浮かべた。

 15日は午後6時にろうそくをともし、同7時から法会・法要、8時から灯籠を流す。新型コロナウイルス感染防止のため、参詣者は予約した人のみとし、約350人に絞った。花火やちょうちん行列は中止。食堂は営業しない。入り口で検温・消毒を行う。

 万灯会は先祖や大切な人への感謝の気持ちを表す行事。津幡町観光協会などでつくる実行委員会(山崎正会長)が毎年行っている。

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