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明智光秀と若狭国の関係迫る 福井、若狭国吉城歴史資料館

福井新聞(2020年8月15日)

 戦国武将・明智光秀と若狭国の関わりを中心に紹介する企画展が、福井県美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で開かれている。国吉城を訪れていたことのほか、光秀が小浜の刀鍛冶の次男だったとする伝承などをパネル約20枚で紹介している。10月18日まで。

 光秀は1570年4月20日、織田信長の越前朝倉氏攻めの先遣隊として熊川を訪れ、3日後に織田信長らと国吉城に滞在したとされる。その様子を記した江戸時代の軍記物語「国吉籠城記」に光秀の名はないが、大野康弘館長は「前後の資料から国吉城にいたことは間違いない。逆賊のイメージが定着していた時代の書物のため、名前を抜いたのだろう」と話す。

 また、筆者や成立時期が不明の書物「若州観跡録」に、光秀は小浜の刀鍛冶冬廣の次男と伝えていることを紹介。大野館長は「伝承の域を出ない話だが、若狭と光秀の関わりを表す資料としておもしろい」と話していた。

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